夏の終り

今年の八月は色々あって日記も久し振り。

始めは自分の入院、
元々腎臓に結石が出来やすい体質らしく以前も何度か痛んで
そのたびに通院、経過を見るうちに自然に排出されていたのだけれど、
今回は夜間の激痛が何度か続いたので我慢できずに手術することにした。

とはいっても最近は小さな結石は切らずに超音波を外から当てて破砕できるという。
体外衝撃波結石破砕術と言って、元々は大戦中に潜水艦を破壊するべく開発された技術、
兵器としては失敗したが医学の分野で応用されて胆石や腎結石の手術に多用されているようだ。

一泊二日の入院で手術は一時間程度、
ゴムの枕のようなものを背中に当ててX線テレビで観察しながら焦点をあわせて
約3000発ぐらいゴムで弾かれたときのような痛みがあるが我慢できる範囲だった。
術後血尿に混じってきらきら光る砂のように破砕された結石が排出されて入院は無事終了。

そのせいもあってか家人の体調もすぐれず通院とかその他にも色々あって、
一つのバランスが崩れると次々に波及して行った様に思えた八月も今日で終り。